グアヤキルからリマ!嗚呼、昼から暇~!なバス旅です
グアヤキルは新しい雰囲気の街だった。お世話になった宿でダラダラし、ほんの少しだけ旧市街を観光した。そして次なる目的地ペルーのリマに出発。夜9時半発のバスに乗る。リマに着くのは翌々日の朝らしい。途中チクラヨという町での乗り換えがあるらしい。
私が使ったのはSemeria社のバス。グアヤキルからキトまで50ドルだった。ちなみにCruz del sur社なる高級バスは100ドル。倍の値がついている。迷う余地など無かった。
夜9時半発。となっていたが実際には10時ごろの出発。誤差の範囲だろう。出発すると車掌の兄ちゃんがWiFiパスワードの説明などを丁寧にしてくれた。ただこのWiFi、満員状態のときはほとんどつながらなかった。
そして走り出すや否や機内食ならぬ車内食。
携帯電話の充電もできるし、シートも深く倒せる。快適である。備え付けのテレビでは映画が流れていた。ええわ…と思って寝た。
目が覚めたのは国境。ここできつい尋問が待っているのか。そう思った。エクアドルの出国手続きとペルーの入国手続きが隣り合わせで行われている。荷物の検査などもなく、本当にあっさりと終わってしまった。
さてまた走り出したバス。一路ペルーのチクラヨに向かう。
チクラヨのバスターミナル付近は砂塵の舞う、乾燥地帯。ここには10時前に着いた。どうやら別のバス会社への連絡乗り換えという事らしい。次のバスは17:30発。乗り換えるのは私を含めたったの4人。フランス人2名とエクアドル人1名のようだ。暇なので体を鍛える。フランス人に荷物を見てもらい周辺を走った。その後は奇異の目をもろともせず腹筋、スクワット、腕立て、全身サーキットトレーニング。そして栄養補給だ。
そしてリマに向かうバスがやってきた。ここからさらに半日、長旅だ。いかにもバックパッカー然とした連中も乗り込んでくる。うるさいのは勘弁してほしい。眠たい。この人らは夜の車内食もひっくり返し、通路を汚していた。誰にでも失敗はある。私もこの旅は失敗だらけ。ただもっとちゃんと謝らんかい!と言いたくなる。掃除はそうじする人の仕事。そういう考え方が当たり前の人も存在するのだろう。
大阪のオッサンはあれこれ考えましたが、眠気には勝てませんでした。良い子は早く寝ましょ!
この後、朝飯も出ましたよ。リマの市街地には朝8時ごろ着きました。乗り換えを含め丸1日半。乗りごたえ抜群のバスでございます。
よろしければクリックをお願いいたします。