ボゴタは美味かった
さてすることも限られてきた私。普段の体重計生活から解放されたからか、腹周りと財布が緩み始めた。市場の食堂に行くと人!人!!人!!!これは美味い食堂に違いないと期待が持てる。
まず初めは「モハラ(ティラピア)」なる魚定食を注文。普段はこいつを野菜と一緒に炊き、骨の髄まで食べ尽くす生活をしている。この日は普段食べないフライになったモハラ君だった。もちろん骨の髄まで食べた。店の大将は大笑いだった。
次の日は「モンドンゴ」なるモツ煮込み。インターネットで紹介されているモンドンゴは色の濃いものが多い。私もそれを期待したが、この食堂では白みがかったものが提供された。これはこれでジャガイモのなどの甘みが抽出されており美味い。
ほとんどの定食はスープ、飯、その他の付け合わせ(バナナやアボカド、野菜)などがセットになっている。実はモハラ君やモンドンゴの定食を食べた市場は少し高めの設定だったようだ。旧市街の中心、かなり下町情緒あふれる場所では200円くらいでかなりの量を食べることが出来る。鶏煮込み定食(のようなもの)を食べたがかなりいける味だった。6000ペソ~8000ペソが朝・昼の定食にかけるお金と言ったところか。ちなみに「バンデハ(bandeja)」というのを頼めば、コロンビアでは定食が出てくるようだ。
ほかに舌鼓を打ったのは「アレパ」なるパンのようなもの。これはメキシコのトルティージャのような位置づけ。ホットケーキのような見た目をしている。味は少し塩気の効いた香ばしいパンだ。トルティージャはそのまま主食にしたり、タコスの皮となったり、他のスープや包み料理の具材ともなる。アレパも定食に添えられることもあれば、中に切り込みを入れて具材を入れて食べる事もある。はじめに頼んだのは豚、鶏、ハム、チーズ、卵の全部入れスペシャルだ。
二回目はハムとチーズの普通版。中身は何にしようとも美味いものは美味い。
他にも美味そうなものがたくさんあったコロンビア。財布にも健康にも黄信号が出そうなのでこの辺で…ここからは移動が増えて旅らしくなるはず!
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